物を捉える時に、家具製作をする身としては光を非常に重要視している。

平面図から窺い知る見えがかりや光の回り方などを思考しながら、空間を通して家具を見たときに一番しっくりくるように木目や木味などを選択し木取りをしている。

陰影が家具としての質感を高める要素になり、光が空間の豊かさを表すものであると思っているからである。

本年最後に、このような光の質が豊かな建築の家具製作に携われたことに非常に感謝しています。。。

建築設計・家具設計/手嶋保建築事務所

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昨日、納め終わった現場の家具たち。。。

製作から塗装まで一貫して仕上げているが、今までの作業とはかなり違う感覚に囚われたのはこの色彩によるところが大きい。

『インディゴ、ネイビー、藍色』、そのどれとも言い難い色味。

ラワンという素材にオイル仕上なのだが、何となく帆布を染色しているイメージがつきまとう工程に納めるまでは正直想像できてなかった。

しかし、今迄に無いタイトな製作時間もこうして納め終わり撮影する頃になるとやっと納得できた気がした。。。

空間と家具の調和、未知の領域、達成感、やはりこの仕事は面白い。。。

建築設計・家具設計/手嶋保建築事務所

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独立して間もない頃にデザインした椅子は、もう長いこと何十脚と作ってきたが、ある時から数えるのをやめた。

数を積み重ねるよりも、淡々と同じ精度で、同じ仕上がりで作る事に重きを置くようになった。

そんな変わらない作業は、最近の仕事の流れからすると高速道路から急に自転車の景色に変わるぐらいの速度感である。

頭よりも指先に神経を張り巡らして摩りながら撫でながら、カンナや切小刀を駆使して創り上げていく。

畳み掛けて作れないからこそ自分と向き合う時間が手に入る思っている。

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