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最近の家具丁番は、取付や調整が楽で安価なスライド丁番を使用する事が一般的になりつつあります。

それは家具製造に関わる効率やコスト、職人のレベルに関係なく取り付けられること、さらに金物メーカーの製造コストや需要にも関係しているからだと思われます。

大概はスライド丁番を使用するのですが、時に精密丁番(真鍮製)を用いることで素材感や収まりのディテール、扉を開く時の精緻さに、表面上ではない質の豊かさを感じる事が出来ます。

今の時代、段々この様な高価で取付の面倒な真鍮金物は無くなる傾向がありますが、自分が大切と思うモノや手先から伝わる質感は可能な限り表現していきたいと思います。

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昨日ですべての家具工事が終わりました。

いつも現場の色々な職能の方々と引き渡しまでの一時を共有して作業をしていますが、解体から完工まで一筋縄でいかない事が多々ありつつも、最後には何事も無かったかの様に終わります。

その時にいつも感じる事は、完成までをまとめ上げる監督や設計の方、さらに職人の方々の総合力としての凄さです。

私自身、無から何かを創る行為は大変楽しく充実感が伴う行為ですが、さらに私の職能で一つの空間の一部でも形作っているという事は本当に感慨深くあります。

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7月から2ヶ月半取りかかっていた都内の現場がそろそろ終わります。気がつけば夏があっという間に秋の気配に変わりました・・・

今回色々な意味で『人は限界を超えた時に成長する』を肌で感じた仕事になりました。

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