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December 11, 2017

楢のペーパー椅子製作(意匠設計/手嶋保設計事務所

自分なりに椅子の魅力は何だろうと考えると

依頼する側と制作する側、双方の思いは大分違うと思うのだけれど、

家具の中では一番パーソナルで人肌に近く生活という日常の景色を作れることに魅力があると思っている。

あとは制作している時の道のりは険しいのだが、出来上がった時の達成感は他の家具制作にはないものがあるということかもしれない。

やはり椅子制作は非常に面白い。

April 2, 2017

楢の籐椅子製作(意匠設計/手嶋保設計事務所

この椅子が形になるまでに何度か図面にディテール変更が加えられながら、打ち合わせや電話でのやり取りを続けていましたが、籐編みも仕上がってきてついに出来上がりました。

図面から立体にする為には治具製作と加工方法を考える事が欠かせないですが、

色々な事を想像しながらの椅子製作はその過程が一番面白いと思う。

ホゾや仕口の寸法を原寸で描きながら強度的にも加工的にも良いと思う寸法を出していく、

あとは精度良くじっくり作業を進めていくだけです。

接着の時に山場を迎えますが、これを乗り越えると少し肩の荷がおります。

やはり楢と籐の相性は非常にいいですね、美しく仕上がると気持ちが上がります。

February 18, 2017

チークのチェスト製作 (意匠設計/手嶋保建築事務所)

ここ最近少しですがチークを扱うことが続きました。

昔はあまりにも高価で量的にも少なく扱うには現実的に難しい材料の一つでしたが、

最近は以前よりも流通がされていたり、単価もひと頃よりは現実的だったりして使用に迷いが無くなったという感じです。

この材料の特徴として石灰が含有していて刃物を痛めたり、油分を多く含むため接着が困難など製作するのに中々大変さが伴うので非常に躊躇していたのは確かです。

しかし独特な褐色は非常に魅力的で、出来た時は木目の濃淡が強く出てますが時間とともにその差が少なくなって落ち着いた印象に変わってきます。

昔、『チークは時が経つと一回色が褪せてその後赤みが増す材料だよ』と言われたことがありました。その時はあまりピンときてませんでしたがビンテージの北欧家具の直しをやった時にその言葉が現実になりました。やはりチークは自分の中でも別格な材料です。

February 16, 2017

楢材の長椅子とテーブル製作(意匠設計/手嶋保建築事務所)

今回は楢材に鉄媒染を施しました。

木製家具には表面を保護するという何かしらの塗装が必要であり、ラッカーやウレタン塗装を施して汚れずに長持ちすることが元来良しとされてきましたが、反対に味わいを失うという側面もありました。

しかし、ここ最近は自分自身もそうであるように、均一なモノに魅力を感じることが少なくなってきて素材本来のムラやプレーンな質感表現に重きを置くような感覚になってきたと思います。

物質としての価値、新しいものと古いもの、もっと自由に生活の道具として使うことに今の人たちは寛容になってきているので、この様な仕上げに対してもすんなり受け入れて喜んでもらえる。

石化したかの様な表情をまとい設置するまでは正直不安さもありましたが、空間に非常に馴染んでいましたのでこれが正解だったのではないかと思います。

December 17, 2016

物を捉える時に、家具製作をする身としては光を非常に重要視している。

平面図から窺い知る見えがかりや光の回り方などを思考しながら、空間を通して家具を見たときに一番しっくりくるように木目や木味などを選択し木取りをしている。

陰影が家具としての質感を高める要素になり、光が空間の豊かさを表すものであると思っているからである。

本年最後に、このような光の質が豊かな建築の家具製作に携われたことに非常に感謝しています。。。

建築設計・家具設計/手嶋保建築事務所

September 22, 2016

 昨日、納め終わった現場の家具たち。。。

製作から塗装まで一貫して仕上げているが、今までの作業とはかなり違う感覚に囚われたのはこの色彩によるところが大きい。

『インディゴ、ネイビー、藍色』、そのどれとも言い難い色味。

ラワンという素材にオイル仕上なのだが、何となく帆布を染色しているイメージがつきまとう工程に納めるまでは正直想像できてなかった。

しかし、今迄に無いタイトな製作時間もこうして納め終わり撮影する頃になるとやっと納得できた気がした。。。

空間と家具の調和、未知の領域、達成感、やはりこの仕事は面白い。。。

 

建築設計・家具設計/手嶋保建築事務所

August 7, 2016

独立して間もない頃にデザインした椅子は、もう長いこと何十脚と作ってきたが、ある時から数えるのをやめた。

数を積み重ねるよりも、淡々と同じ精度で、同じ仕上がりで作る事に重きを置くようになった。

そんな変わらない作業は、最近の仕事の流れからすると高速道路から急に自転車の景色に変わるぐらいの速度感である。

頭よりも指先に神経を張り巡らして摩りながら撫でながら、カンナや切小刀を駆使して創り上げていく。

畳み掛けて作れないからこそ自分と向き合う時間が手に入る思っている。

June 28, 2016

先日デスクを納めた御宅に引き続きダイニングテーブルとTVボード、上吊収納をもう少しで納品します。

打ち合わせから図面を引いて自身の美しいと思うバランスで製作できた事は非常に感慨深いです。

形態から醸す雰囲気が、既存のYチェアとも違和感なくこれからの時を静かに刻んでいく事でしょう。

この心落ち着く感じは、やはりいいなと思う。。。

(ナラ柾目w2100×d870×h700)

June 15, 2016

ホワイトアッシュにて梯子を製作。

長く家具製作に携わっているが作った事のないものの中にあったハシゴ。

椅子以上の強度と耐久性がいる事が予想される為、接合精度は非常にシビアで気を使うし、

さらにsin/cos/tanが出てくるので結構頭も使う(汗)。

アナログ人間にも関数電卓のチェックは必須だと痛感。。。

梯子意匠設計/手嶋保建築事務所

June 14, 2016

今回は謎解きの様な3×6の合板から1200φの丸テーブルを製作するお仕事。(それも木目を通しで)

アピトンの積層合板36ミリ厚×1200φにスチール丸鋼32φで4本脚のラウンドテーブル。

4分割の扇型を切りだして間にウオールナット無垢を挟みこみながら接合。

木口を美しく仕上げる為にチップソーの120刃にて円弧を加工してからオイルとワックスで仕上げた。

鉄脚の製作をアイゼンスタジオの小田さんに無理を言って短納期で仕上げてもらいました。(スミマセン感謝)

本日無事、三鷹の撮影に間に合わせる事ができました。

材料が届いてから一週間、なんとか駆け抜けました。

テーブル意匠設計/手嶋保建築事務所

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December 11, 2017

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